ホームページ作成・CSSの基本や、ロゴ作成、アフィリエイトなどについて説明しています。

基礎編

デザイン編
運営編
その他

スタイルシートのプロパティ

この項では、スタイルシートの各プロパティについて説明します。

  1. フォント
  2. 文字位置と行間・字間
  3. 前景色・背景色
  4. 背景画像
  5. 枠線と余白
  6. サイズ
  7. 回り込み
  8. リスト

1.フォント

フォントの種類

フォントの種類の指定の仕方には、2通りあります。

一つは、フォントのタイプで指定する方法です。これは、相手のPCに入っている同タイプのフォントで表示する方法です。

もう一つは、フォント名で指定する方法です。フォント名は(,)カンマで区切って複数指定可能で、1番目のフォントが相手のPCにないときは2番目のフォントが表示され、2番目のフォントもないときは3番目のフォント、というように順に表示されます。
フォント名にスペースが入っている場合には、必ず""で囲みます。

{font-family:フォントのタイプ;}
{font-family:フォント名,フォント名;}

フォントのタイプと、フォント名には以下のようなものが挙げられます。

フォントのタイプ
  • serif(明朝系)
  • sans-serif(ゴシック系)
  • cursive(筆記体系)
  • fantasy(装飾系)
フォント名
  • "MS ゴシック"

文字サイズ

{font-size:文字の大きさ;}

文字の太さ

{font-weight:A;}
Aには以下のようなものが入ります。
  • normal(通常)
  • bold(太字)
  • 100、200、〜900(標準は400、太字は700に相当する)
  • lighter(相対指定 一段階細く)
  • bolder(相対指定 一段階太く)

斜体

{font-style:@;}
@には以下のようなものが入ります。
  • normal(通常)
  • italic(イタリック体)
  • oblique(斜体)

文字飾り

{text-decoration:@;}
@には以下のようなものが入ります。
  • none
  • underline(下線)
  • overline(上線)
  • line-through(取り消し線)
[ページTOPへ]

2.文字位置と行間・字間

文字位置の指定

text-alignでは文字揃え、vertical-alignでは文字位置の上下を指定することができます。

{text-align:@;}
@には以下のようなものが入ります。
  • left
  • center
  • right
{vertical-align:@;}
@には以下のようなものが入ります。
  • baseline
  • top
  • middle
  • bottom

行間

{line-height:行の高さ;}

行間が文字サイズより小さいと、文字が重なってしまうので注意しましょう。

字間

{letter-spacing:字間の大きさ;}
[ページTOPへ]

3.前景色・背景色

{color:@;}
{background-color:@;}
@には以下のようなものが入ります。
  • 16進数 (ex.#ffffff)
  • 色名 (ex.red)
  • RGB値 (ex.rgb(255,255,255))
[ページTOPへ]

4.背景画像

まず、画像のURLを指定します。

{background-image:url(@);}
@には画像のURLが入る

次に、その画像をどのように表示させるかの指定をします。

繰り返し

背景画像の繰り返しに関する設定をします。

{background-repeat:@;}
@には、以下のようなものが入ります。
  • repeat タイル上に繰り返す
  • repeat-x 横方向に繰り返す
  • repeat-y 縦方向に繰り返す
  • no-repeat 繰り返しなし

表示位置

背景画像の位置を指定します。
繰り返しの場合は、指定した位置から繰り返しが始まります。

{background-position:@ A;}
@は横方向の位置
  • left,center,right
  • 絶対指定及び相対指定
Aは縦方向の位置
  • top,center,bottom
  • 絶対指定及び相対指定

位置を固定

背景画像の位置を固定すると、ページをスクロールしても動かないようにすることが出来ます。

{background-attachment:@;}
@には、
  • scroll (スクロールする)
  • fixed (固定)
が入ります。
[ページTOPへ]

5.枠線と余白

HTMLにはボックスという概念があり、また、すべての要素にボックスがあります。
ここではまず、ボックスとは何か、について説明したいと思います。
ボックスとは、コンテント(内容)、パディング、ボーダー、マージンを含んだ総体のことをいいます。

  • コンテント:要素の内容を表示する領域
  • パディング:ボーダーとコンテントの間の余白
  • ボーダー:要素の周りに表示させることの出来る枠線
  • マージン:ボーダーと、他の要素やブラウザ枠との間にある余白
スタイルシートでは、一つ一つの要素に対し、これら全てについて指定することができます。

それでは、各枠線や余白の指定の方法を説明していきたいと思います。

枠線

枠線(border)の太さ、スタイル、色について指定することができます。

まとめて指定するには、

{border:@ A B;}
@には枠線の幅、Aには枠線の種類、Bには枠の色を入れます。

個々で指定するには、
枠線の幅

{border-width:上 右 下 左;}
枠線の種類
{border-style:上 右 下 左;}
枠線の色
{border-color:上 右 下 左;}
このように、各プロパティについて、上から順に時計回りで指定していきます。
また、各値の間には半角スペースを入れます。

全て同じ値にするときは、

{border-width:@;}
*@には枠線の幅の値が入る
というように指定します。これは枠線のスタイル・色についても同様です。

上下左右を個別に指定する方法もあります。

{border-top:枠線の幅 枠線の種類 枠の色;}(上の枠線)

{border-right:枠線の幅 枠線の種類 枠の色;}(右の枠線)

{border-bottom:枠線の幅 枠線の種類 枠の色;}(下の枠線)

{border-left:枠線の幅 枠線の種類 枠の色;}(左の枠線)

余白

マージン・パディングについて説明します。
まず、まとめて指定するには、

{margin:@;}
となります。
上下左右で違う幅を指定したい場合は、
{margin:上 右 下 左;}
となります。
上下左右について、個別に指定したい場合は、
{margin-top:@;}

{margin-right:@;}

{margin-bottom:@;}

{margin-left:@;}
となります。

@には全て余白の幅が入ります。
また、上述ではmarginでの設定の説明をしていますが、marginの部分をpaddingに変更すればpaddingの設定も同様にして出来ます。

[ページTOPへ]

6.サイズ

{width:@;
height:A;}

@に横幅を、
Aに縦幅を入れます。

[ページTOPへ]

7.回り込み

画像などの回り込みを指定します。

回り込みをする

{float:@;}

@には、以下のようなものが入ります。

  • none (指定なし・デフォルト)
  • left (左に配置)
  • right (右に配置)

以下のように記述すると、

<img src="image/gazou1.gif" alt="回り込みのテスト" style="float:left;">
これは回り込みのテストです。

次のように表示されます。

回り込みのテスト これは回り込みのテストです。

回り込みを解除する

clearを用いて回り込みを解除することが出来ます。

{clear:@;}

@には、以下のようなものが入ります。

  • none (解除なし・デフォルト)
  • left (左の回りこみを解除)
  • right (右の回りこみを解除)
  • both (左右両方の回り込みを解除)

以下のように記述すると、

<img src="image/gazou1.gif" alt="回り込みのテスト" style="float:left;">
これは回り込みのテストです。
<p style="clear:left;">回り込みを解除します。</p>

次のように表示されます。

回り込みのテスト これは回り込みのテストです。

回り込みを解除します。

[ページTOPへ]

8.リスト

まとめて指定

{list-style:@ url(A) B;}

@にはリストマークの種類が入ります。
Aでは、リストマークの画像のURLを指定します。
Bでは、字下げの位置を指定します。

各指定の順番は自由で、省略も可能です。
また、種類と画像を両方指定した場合には、画像が優先されます。

@には以下のようなものが入ります。

none なし
  1. テスト
disc 黒丸
  1. テスト
circle 白丸
  1. テスト
square 四角
  1. テスト
decimal 数字
  1. テスト
lower-roman ローマ数字(小文字)
  1. テスト
upper-roman ローマ数字(大文字)
  1. テスト
lower-alpha アルファベット(小文字)
  1. テスト
upper-alpha アルファベット(大文字)
  1. テスト


Bには以下のようなものが入ります。

  • inside (リストマークの後ろで字を揃える)
  • outside (リストマークと2行目以降の文字が同じ位置になる)

リストマークの種類を指定

{list-style-type:@;}

@にはリストマークの種類が入ります。
詳しい種類は「まとめて指定」の欄を参考にしてください。

リストマークの画像を指定

{list-style-image:url(A);}

Aにはリストマークの画像のURLが入ります。

字下げの位置を指定

{list-style-position:B}

Bには字下げの位置が入ります。
詳しい種類は「まとめて指定」の欄を参考にしてください。

[ページTOPへ]

Copyright © 2008 ホームページ作成初心者講座 All Rights Reserved.
また、バナー以外の直リンクは禁止となっております。ご了承下さい。